本田、香川、岡崎は…!? ガーナ戦に臨む日本代表27選手を最新の「推定市場価格」でランク化!

2018年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

メキシコで復活を遂げたカリスマの評価額が再上昇!

左から香川、本田、吉田、岡崎。前回大会でも主軸を担った四銃士が揃い踏みだ。(C)SOCCER DIGEST

 5月18日、ガーナ戦に臨む日本代表メンバー27名が発表された。
 
 期待された中島翔哉、堂安律、久保裕也ら将来性豊かな若手が選外となった一方で、サムライブルーの酸いも甘いも嚙み分ける本田圭佑、香川真司、岡崎慎司ら熟練工がエントリー。欧州のシーズン後半戦で出場機会を得られなかった井手口陽介と浅野拓磨が食い込むなど、そのチョイスに対してはファンの間で大きく意見が分かれている。J1で好調のサンフレッチェ広島をリードする青山敏弘を招集するサプライズもあった。
 
 西野朗監督は「今後のチームの状況次第だが、基本的にはここから23名を選ぶ」と話した。今月30日のガーナ戦を経て、翌31日に登録メンバーが発表されるが、どの4選手が外れるか、あるいは指揮官自身が匂わせた「追加招集」で久保が復活するのかなど、最後まで興味は尽きない。メンバーは週明けから随時集まり、25日には全27選手が揃ってトレーニングを行なうという。

 
 ここでは、全世界のプロフットボーラーを対象に推定市場価格を算定しているドイツの移籍情報専門サイト『transfermarkt』のデータを基に、今回選ばれた27選手のマーケットバリューをチェックしていく。シーズン終盤で評価額が更新されている選手が多く、順位も微妙に変化している。
 
 それでも上位3選手は不動だ。ブンデスリーガの最終節でおよそ3か月ぶりの実戦復帰を果たした香川が1位で、あいかわらず唯一の1000万ユーロ超えを果たしている。岡崎と吉田麻也のプレミアリーグ・コンビが同額の2位タイで並ぶ。重鎮トリオに続くのは、ドイツで足場を固めてきた大迫勇也と武藤嘉紀だ。前者は2部降格となった1FCケルンからヴェルダー・ブレーメンへの移籍が発表されたばかりで、後者も今シーズンのハイパフォーマンスを受けて、プレミアやドイツの強豪クラブからの関心が伝えられている。ワールドカップ本番までに評価額が高めに更新される可能性が高い。
 
 特筆に値するのが6位本田の"再上昇"だろう。30代で欧州外のクラブでのプレーとなれば普通は評価額が下がりそうなものだが、メキシコでの奮迅の活躍で声価をふたたび吊り上げたのだ。年明けに250万ユーロ(約3億2500万円)だったものが、現在は400万ユーロ(約5億2000万円)にまで上げてきている。
 
 Jリーグ勢では昌子源の170万ユーロが最高値。今シーズンのドイツ2部で猛威を振るった宇佐美貴史、リーガ・エスパニョーラでプレーする柴崎岳はともに低めの評価額で、不可解な状況が続いている。

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