10年ぶりのACL8強に導いた大岩剛監督。アウェーでの死闘に声が…

2018年05月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

安堵の表情を浮かべながら、選手やファンなどに謝意を述べたのだが…

試合後、インタビューに応じた大岩監督の声は明らかに掠れていた。写真:徳原隆元

[ACLラウンド16第2戦]上海上港2-1鹿島/5月16日/上海 

 試合後、インタビューに応えた指揮官の声が死闘を物語っていた。

 5月16日、鹿島はACLのラウンド16・第2戦で上海上港(中国)と対戦し、1-2で敗れた。しかし、ホームで行なわれた第1戦を3-1で勝利していた常勝軍団は、トータルスコアで4-3と上回り、08年以来となるベスト8進出を決めた。

 薄氷を踏むような勝ち上がりとなった今回のラウンド16。大岩剛監督は試合後のインタビューで、「試合には負けてしまったのですが、選手が最後まで粘り強く戦ってくれた結果が突破という形になって良かった」と頬を緩ませたが、試合中の指示で声帯を酷使していたため、声が枯れていた。1点を争う激闘に、指揮官も必死の指示を送っていたのだ。
 
 インタビューの最後も必死に声を絞り出し、指揮官はサポーターに謝意を伝えた。

「本当にたくさんのサポーターが来てくれていたので、後押しとなって選手も頑張ることができた。次のラウンドも一緒に戦って欲しいと思います」

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