鹿島がACL8強に前進!土居聖真が上海上港から会心のアウェーゴール

2018年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

フッキに先制弾を許すも、前半終了間際に同点ゴール!

土居が華麗なヒールシュートで貴重なアウェーゴールを奪った(写真は第1戦)。写真:徳原隆元

[ACLラウンド16第2戦]上海上港×鹿島/5月16日/上海
 
 アジアチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦の上海上港対鹿島が16日、上海で日本時間21時にキックオフされた。
 
 第1戦に3-1で勝利していた鹿島は、引き分け以上でベスト8進出が決定。敗れてもスコア次第で次のステージへ進める優位な状況でこの試合を迎えた。
 
 試合は開始7分にいきなり動く。先制したのは、ホームの上海上港だ。アフメドフが獲得したセットプレーのチャンスで、オスカールがクロスを入れる。すると、ファーサイドに流れたボールを昌子源がクリアミス。それを見逃さなかったフッキが左足で豪快に蹴り込んだ。
 
 鹿島はその後、反撃を仕掛け、18分に右クロスに合わせた金崎夢生のヘッドを見舞う。さらに、29分にも金崎がエリア内で決定機を迎えたが、狙い澄ましたシュートは枠を捉えられなかった。36分には縦パスに抜け出した鈴木優磨がボレーを狙うも、これも枠外へ。
 
 鹿島はチャンスを作りながらも決定力を欠き、なかなかゴールを奪えない。しかし42分、嫌な空気を土居聖真が打ち破った。左サイドで鈴木がタメを作り、オーバーラップしてきた安西幸輝にパス。ボールを受けた安西がダイレクトで低いクロスを挙げ、ニアに走り込んだ土居が鮮やかにヒールで合わせてファーサイドに流し込んだ。
 
 試合はそのまま1-1で前半終了。鹿島が2戦合計4-2でリードしている。
 
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