150名のサッカー少年少女子が参加! 「KAMAMOTO Football Festival in 八王子」

2018年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

釜本さんと前園さんが、150名の子どもたちを熱血指導!

釜本さん、前園さんを囲んで記念撮影。写真:滝川敏之(本誌写真部)

 4月8日、工業用シール剤、接着剤メーカーの株式会社スリーボンドが主催する「KAMAMOTO Football Festival」が、東京で開催された。2018年(年3回実施予定)は同社が居を構える、八王子からスタートした。

 絶好のサッカー日和で、会場となった東京工科大学・日本工学院八王子専門学校総合グラウンドは広く、きれいな人工芝。そして教えてくれるのは、釜本邦茂さんと前園真聖さんのコンビということで、今回もすばらしいイベントになることは想像ができた。そして想像通りだった。

「前園君と一緒に、楽しい時間にしたいと思います。今日聞いたことをしっかり覚えて、明日も、明後日も繰り返し練習してください」という釜本さんの挨拶で、キックオフ!

 前半は学年ごとに分かれ、ドリブル、パス、シュート練習などの基礎練習を中心に身体を動かした。「なんのための練習か!」、「やってみないと!」と時折、釜本さんから檄が飛んでいた。休憩を挟んだ後半からは皆のお楽しみ、ミニゲーム大会。いろいろなチームに交じりプレーした前園さんは、ひと際大きな声と華麗な技で、会場を盛り上げていた。

 イベント最後は、恒例のリフティング大会が行なわれ、各学年1位になった子に、2人のコーチからサインボールが贈られた。残りふたりとなった状況で、ボールを落としてしまい、悔し涙を流す子も見られるなど、今回はとくに白熱していた。

 閉会式では、釜本さんから「大切なのは正確にプレーすること。そのために毎日練習してください」と、そして前園さんからは「ご両親、指導者など周囲の人たちへの感謝を忘れないでください」と、それぞれからメッセージが伝えられた。最後はハイタッチをしてお別れ。およそ4時間、それが楽しく、実りあるものだったことは、会場を後にする子どもたちの表情からもうかがえた。

 株式会社スリーボンドが主催する「KAMAMOTO Football Festival」は、同社の社会・地域貢献活動の一環として、釜本さんと一緒に年3回のペースで各地を回っている。次回は7月に新潟で開催される予定だ。
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