長期政権への布石? マンCが「グアルディオラの申し子」と新たに7年契約を締結!

2018年05月14日 メガクラブ

「最後尾の司令塔」としてプレミア制覇に貢献。

マンCと新たに7年契約を結んだエデルソン。ペップが志向するポゼッションのスタイルに欠かせない守護神だ。 (C)Getty Images

 2017-18シーズンのプレミアリーグを圧倒的な強さで制したマンチェスター・シティ。そのタイトル奪取に大きく貢献した守護神のエデルソンが、クラブと新たに7年契約を結んだ。ベンフィカから渡ってきた昨夏に交わした22年6月までの契約を3年延長した形で、今後7年間の自身の未来をマンCに託す決断を下している。
 
「クラブが自分の仕事に満足していること、そして僕を信じていることを意味している。クラブの期待に応えて、ファンにもっと多くの喜びをもたらしたい」
 
 そう意気込みを語ったエデルソンは、ゴールキーピングの技術もさることながら、なにより際立っていたのは、「左サイドバック出身のGK」ならではの足技のスキルであり、パワーと精度を誇る左足のキックだ。相手FWのプレスに動じない落ち着きぶりも特筆に値する。
 
 ジョゼップ・グアルディオラ監督が志向するポゼッションスタイルを、まさに「最後尾の司令塔」として支えていたのが、この24歳だった。
 
 攻撃面でこれほど貢献できるGKは、世界を見渡してもおそらくはバイエルンのマヌエル・ノイアーくらい。市場的にも希少価値が高く、いわば「ペップの申し子」にマンCが異例の長期契約を打診したのも理解できる。
 
 19年夏で満了するグアルディオラとの契約延長を目論むクラブ側にとっても、これは大きなアピールとなるはずで、長期政権を築くための布石とも言えるかもしれない。
 
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