再び右膝重傷の宮市亮が7日に緊急帰国…ザンクトパウリが日本での検査受診を発表

2018年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

引退の可能性も囁かれるが……。

怪我の状態が危惧されている宮市。はたして、どれほどの重さなのだろうか。 (C) Getty Images

"ガラスの韋駄天"は、日本での検査に再起を懸ける。5月3日、ドイツ2部のザンクトパウリは、宮市亮が週明けに日本へ向かうことを発表した。

 4月28日にリザーブチームでの練習試合で約11か月ぶりの実戦復帰を果たすも、わずか13分で負傷交代を余儀なくされていた宮市。クラブは、「30日に行なったMRI検査の結果、右膝前十字靭帯を断裂した可能性が高い」と発表し、さらに地元紙『Hamburger Morgenpost』は、「ミヤイチは引退の危機に直面している」と怪我の重さを伝えていた。
 

 ザンクトパウリは3日までに何らかの判断を下すとしていたが、3日、公式ツイッターを更新し、「宮市、マルクス・カウチンスキ監督、メディカルスタッフで話し合った結果、今月7日に日本へ向かうことになった」と発表した。

 2015年7月に左膝前十字靭帯、2017年6月に右膝前十字靭帯を断裂した宮市。度重なる悪夢に、膝の状態だけでなく、精神的なダメージも心配される。日本では関節鏡検査を受けると同時に、術後のメンタルケアも行なわれるようだ。
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