フランス 対 ホンジュラス|スコア&フォーメーション

2014年06月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

リベリ離脱の穴を感じさせなかったフランス。

【ポイントレビュー】
 
 個の能力、組織力でともに上回るフランスが、完勝を収めた。立ち上がりからボールポゼッションで優位に立ち、先制点を奪うまでにやや時間を要したものの、43分にポグバが倒されて得たPKをベンゼマがきっちりと決めると、後半は退場者を出してひとり少なくなったホンジュラスを圧倒。ベンゼマの2得点を含む3ゴールで危なげなく初戦を勝利で飾った。
 
 開始早々から中盤を制圧したフランスは、ベンゼマ、ヴァルビュエナらアタッカー陣が躍動。両サイドからタイミング良くクロスが入り、次々と決定機を作り出していった。中盤では、ポグバに対して厳しいマークが集中。とりわけW・パラシオスからはハードマークを受けたが、これがPK奪取と警告2回による退場を誘うこととなった。
 
 初戦を見る限りでは、リベリ離脱の大きな穴を感じさせなかったフランス。エースのベンゼマの好調に加え、リベリに代わる切り札として期待されるグリーズマンの鋭い突破やキャバイエの安定した攻守の舵取りなど多くの好材料が見られ、今後に期待を抱かせる一戦となった。
 
 一方のホンジュラスは、攻め込まれながらも前半は粘り強い守備で凌いでいただけに、W・パラシオスの退場が痛かった。次戦は、彼の穴をいかに埋めるかがポイントになる。
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