名古屋が連敗を8で止めるもまたしても勝利はお預け...C大阪を相手にスコアレスドロー

2018年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

大雨となり、ピッチのあちらこちらに水たまりができた状態に。

最後まで死力を尽くした両者だったが、勝点1を分け合う結果となった。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 5月2日に各地でJ1・12節が行なわれ、パロマ瑞穂スタジアムでは8連敗中の名古屋と上位戦線生き残りを目指すC大阪が対戦した。
 
 序盤戦の好調から一転して苦戦が続く名古屋は、この日もガブリエル・シャビエルやジョーの助っ人外国人などを先発に起用。対するC大阪は好調を維持する清武弘嗣が、3試合連続となるスターティングイレブンに名を連ねた。
 
 大雨のなかで迎えた一戦は、序盤から拮抗した展開となる。悪天候によってピッチが滑りやすくなった影響も重なり、中盤での攻防が増加。球際で激しいボールの奪いが繰り広げらる状況が続いた。
 
 そんな状況下でC大阪にアクシデントが襲う。23分に清武が左足のふくらはぎ付近を痛め、途中交代を余儀なくされたのだ。攻撃の核を欠いたC大阪は即座に山村和也をピッチに送り込む形となった。
 
 0-0で折り返した後半も互いに決め手を欠いてしまう。前半と比べ、ピッチコンディションはさらに劣悪となり、芝に足を取られてしまう選手が出るほどの状況でプレーを強いられた。
 
 それでも勝利が欲しい両者は懸命にゴールを目指す。C大阪は70分に水沼宏太、78分に柿谷曜一朗を投入。対する名古屋も70分にドリブルで勝負ができる秋山陽介を起用し、前線の活性化で互いに局面の打開を試みる。
 
 83分にはC大阪の柿谷がシュートを放つも枠の外。対する名古屋もG・シャビエルを起点に攻め立てるが、ゴールをこじ開けられない。最後まで得点は生まれず、両者の対戦はスコアレスドローで終えた。

 名古屋は連敗を8で止めたが、勝利はまたしてもお預けに。C大阪は2試合連続の引き分けとなり、上位との勝点差を詰めるには至らなかった。

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