J1初挑戦の長崎が破竹の4連勝!まさに"執念の守備"で磐田に粘り勝ち

2018年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

相手の隙を見逃さずに後半に2ゴール!

長崎の2点目を決めたファンマは、今季リーグ戦初ゴールだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ10節]磐田1-2長崎/4月25日/ヤマハ
 
 J1リーグ10節の磐田対長崎が25日、ヤマハスタジアムで行なわれ、長崎が1-2で勝利を飾った。長崎は破竹のリーグ4連勝だ。
 
 アウェーのヤマハスタジアムに乗り込んだ長崎は、自慢の走力と粘り強い守備で磐田の攻撃を撥ね返し、虎視眈々とチャンスを狙った。そうして迎えた75分、中原彰吾のCKを相手DFがクリアミスし、こぼれ球に反応した田上大地が押し込んで待望の先制点を奪う。
 
 このゴールでリズムを掴んだ長崎は、さらに6分後にも加点。タッチラインを割るかと思われたボールを澤田崇が拾い、そのまま右サイドを上がってクロスを供給すると、中央でフリーになっていたファンマが右足で合わせてゴールを射抜いた。
 
 その後、磐田の猛反撃を受けて川又堅碁にPKで1点を奪われたものの、2-1で試合は終了。長崎はリーグ戦での連勝を4に伸ばし、9位に浮上した。

「数少ないチャンスのなかで、よく決められたと思う」と先制点の田上が言えば、高木琢也監督は「こういう(押し込まれる)展開になるだろうなと予想していたが、前半をゼロで抑えたのが勝因になったと思う」。まさに我慢の勝利ともいえる勝点3に、選手も指揮官も笑顔を見せた。
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