[Ｊ１リーグ９節]仙台０－３磐田／４月21日／ユアスタ
 
　Ｊ１リーグ９節の仙台対磐田が21日、ユアテックスタジアムで行なわれ、磐田が３－０で勝利した。
 
　前半を無失点で折り返したアウェーチームは57分、田口泰士のシュートのこぼれ球を松浦拓弥が左足で押し込んで先制に成功。すると、直後の58分に小川大貴がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリアの手前からミドルを突き刺して追加点を奪った。
 
　この２ゴールで完全に試合の主導権を握った磐田は、さらに82分に中村俊輔のＦＫに合わせた田口が頭で移籍後初得点。今季チーム最多の３ゴールを奪い、仙台を圧倒した。２試合連続の決勝点を挙げた松浦は、「前節も勝っていたのでここで連勝することが上に近づくチャンスだったので勝てて良かった」と今季初のリーグ戦連勝に笑顔を見せた。
 
　一方のホームチームは、18日に行なわれたルヴァンカップの新潟戦に続く３失点。前節までリーグ２位タイの５失点という堅守が綻びを見せた。前半の出来は問題なかったものの、先制点を奪われた後半のパフォーマンスに課題を残した形だ。