「私をゴミ箱に捨てた…」「真実を探しに来た」再来日したハリル前監督が無念の心情を吐露

2018年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何が起きているのかまだ理解できていません」

ハリルホジッチ監督は、27日の会見前に日本協会と話し合いの場を持つ予定だという。

 日本代表監督を解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏が21日、羽田空港に再来日した。空港で応じた取材では、樋渡群通訳が涙ながらにハリルホジッチ前監督の言葉を伝えた。
 
「日本に来ることにいつも喜びを持っていますが、今回の状況はちょっと複雑なものです。45年フットボールに関わっていて……本当にこのフットボール人生は難しいものになっていますが、何が起きているのかまだ理解できていません。真実を探しに来ました。公に私は真実を知りたいと思っています」
 
 再来日の目的をそう述べた後に、自身の心境についてもコメント。「本当に私をゴミ箱に捨てたような状態で、ただ私はまだ終わっていないと思っています。私の誇りを傷つけるようなところは戦わなければいけないと思っています」と日本サッカー協会に対する不満を漏らし、続けて「このような対応をされると、特に日本という素晴らしい国で、お互いを尊敬し、お互いをリスペクトするという文化があるところですが、まだ私は終わっていないと思っています」と語った。
 
 ハリルホジッチ氏は今後、27日に予定されている日本記者クラブでの会見の前に、日本協会側と契約解除に関する条件面の交渉を持つ見通しだ。
 
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