８節のＪ１のDAZN週間ベスト５ゴールで２位にランクインした男が、"神クリア"でベスト５セーブにも選ばれた。

　17日に発表されたDAZN週間ベスト５セーブは、４位まで外国人守護神がずらりと揃うなか、５位に入ったのはフィールドプレーヤーの中原彰吾（長崎）だ。

　14日に行なわれたG大阪戦。古巣戦となった中原は、３－０で迎えた81分にGK顔負けのスーパークリアを見せる。CKのこぼれ球へ反応した初瀬亮に左足でシュートを放たれ、誰もがゴールかと思った。しかし、ゴールライン上でカバーに入った中原が右足でブロック。絶体絶命の大ピンチを危機一髪のところで救う圧巻のプレーを見せた。
 

　今節は神戸のキム・スンギュが１位。続く２位と３位に磐田のカミンスキーが入り、４位にはク・ソンユンが名を連ねた。そんな名だたる守護神たちにも負けないプレーを見せた中原に対し、サポーターもツイッター上で大盛り上がり。「キーパーでも大活躍」といった声も寄せられた。

　神懸かり的なディフェンスを見せた中原だが、実はG大阪戦の63分に豪快なミドルシュートでチームの２点目を決めている。しかも、この鮮烈弾は16日に発表されたDAZN週間ベスト５ゴールの２位に選出されており、攻守で高評価を受ける快挙を成し遂げた。

　次節はどのようなファインプレーが見られるのか。GKだけではなく、フィールドプレーヤーの神業にも注目したい。