本日16時から緊急会見!日本代表のハリルホジッチ監督が解任へ

2018年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

W杯出場決定後の監督交代は日本サッカー史上初

ハリルホジッチ監督は2015年の3月に就任。約3年間に渡って指揮を執った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 日本サッカー協会が4月9日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の去就に関する緊急会見を本日16時に行なうと発表した。会見では同監督の解任と後任監督が発表される見通しだ。ワールドカップ出場決定後の監督交代となれば、日本サッカー史上初。後任候補には、西野朗技術委員長や手倉森誠コーチらの名前が挙がっている。
 
 日本代表はロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のグループBを首位通過したものの、その後の親善試合では成績が振るわず。昨年11月の欧州遠征でベルギーとブラジルに連敗し、12月のE-1選手権では韓国に1-4の惨敗を喫した。また、今年3月の欧州遠征でもマリと引き分け、ウクライナに敗れている。この結果を重く見た協会が、大鉈を振るった形だ。
 
 ハリルホジッチ監督は2015年の3月に、八百長疑惑を受けて解任されたハビエル・アギーレ前監督の後任として日本代表監督に就任。「縦に速いサッカー」「デュエル」といった言葉を用いて堅守速攻のチーム作りを進めたが、アジア勢以外には苦戦の連続で、選手たちからも懐疑的な声が上がっていた。
 
 日本のワールドカップ初戦は、6月19日のコロンビア戦だ。新指揮官には、残り約2か月でチームを再構築する難しい作業が求められる。
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