シティは後半に入って一転…。
前半は全く良いところがなかったポグバが後半に入って一変。2ゴールを奪取するなど、ハートのこもったプレーで逆転劇を呼び込んだ。 (C) Getty Images
4月7日(現地時間)、プレミアリーグ第33節が行なわれ、マンチェスター・シティは、リーグ制覇を懸けて宿敵マンチェスター・ユナイテッドと対戦した。
勝てば、1992年の創設以来プレミアリーグ史上最速での優勝となるシティは、3日後に行なわれるチャンピオンズ・リーグ準々決勝第2レグのリバプール戦を見据えて、デ・ブルイネ、ウォーカー、G・ジェズス、アグエロをベンチスタートにさせたが、立ち上がりから2位ユナイテッドを押し込んでいった。
自陣を固めるユナイテッドにやや手こずった感もあったシティだったが、セットプレーから均衡を破る。25分、ザネの左CKからの絶妙なボールにコンパニがヘディングで叩き込んだ。
チームキャプテンの気迫の一撃で先手を取ったシティは、ボルテージが上がったスタジアムの雰囲気にも押されて攻勢を強めると、5分後に追加点を奪取する。
相手GKデ・ヘアのキックを敵陣でカットしたザネがバイタルエリアへパス。これを受けたギュンドアンがスターリングとの連携でボックス内に侵入し、最後は反転しながらの技ありシュートをゴール右下隅へと流し込んだ。
あっという間に2点を奪ったシティは、ユナイテッドに反攻の余地を全く与えずに前半を折り返した。
勝てば、1992年の創設以来プレミアリーグ史上最速での優勝となるシティは、3日後に行なわれるチャンピオンズ・リーグ準々決勝第2レグのリバプール戦を見据えて、デ・ブルイネ、ウォーカー、G・ジェズス、アグエロをベンチスタートにさせたが、立ち上がりから2位ユナイテッドを押し込んでいった。
自陣を固めるユナイテッドにやや手こずった感もあったシティだったが、セットプレーから均衡を破る。25分、ザネの左CKからの絶妙なボールにコンパニがヘディングで叩き込んだ。
チームキャプテンの気迫の一撃で先手を取ったシティは、ボルテージが上がったスタジアムの雰囲気にも押されて攻勢を強めると、5分後に追加点を奪取する。
相手GKデ・ヘアのキックを敵陣でカットしたザネがバイタルエリアへパス。これを受けたギュンドアンがスターリングとの連携でボックス内に侵入し、最後は反転しながらの技ありシュートをゴール右下隅へと流し込んだ。
あっという間に2点を奪ったシティは、ユナイテッドに反攻の余地を全く与えずに前半を折り返した。
前半にシュートを1本も打てなかったユナイテッドは、後半に入ってからポグバやサンチェスを起点に反撃の糸口を模索すると、期待のフランス代表MFが輝きを放つ。
まずは53分に右サイドのサンチェスのクロスボールをアンデルが胸で落とし、走り込んだポグバが倒れ込みながら豪快にフィニッシュして1点差に詰め寄ると、その2分後にはサンチェスのアーリークロスから再びポグバがヘディングシュートでネットを揺らして同点とした。
電光石火のラッシュで試合の様相を一変させたユナイテッドは、再びリトリートしながら相手の隙を伺い、ついにはセットプレーから逆転に成功する。69分、サンチェスが右サイドでのFKをゴール前に蹴り込むと、フリーとなっていたスモーリングが右足で合わせたのだ。
優位に立っていた試合をひっくり返されたシティは、72分にデ・ブルイネ、G・ジェズス、76分にアグエロと矢継ぎ早に攻撃的なカードを切る。しかし、主審マーティン・アトキンソンの際どい判定にフラストレーションを溜め、集中力を欠き、ゴール前にブロックを敷いたユナイテッドの守りを崩すことはできなかった。
結局、試合は3-2のまま終了。敗れれば、目の前で宿敵にリーグ優勝を決められてしまうという屈辱を味わう可能性があった一大決戦で、ユナイテッドが意地を見せ、逆転でシティの戴冠を阻んだ。