森岡亮太がジャンプボレーで今季11点目! 地元メディアは「巧みな動き」「敵を混乱させた」と称賛

2018年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

絶妙な位置取りから左足できっちり合わせた

プレーオフ初ゴールを挙げ、今季通算11得点目とした森岡。この日は左サイドで先発を飾り、83分に交代するまで攻守両面で奮闘した。(C)Getty Images

 アンデルレヒトの日本代表MF森岡亮太が、ベルギー・ジュピラーリーグのプレーオフ1(上位プレーオフ)で初ゴールをマークした。
 
 現地時間4月6日の2節、敵地でのシャルルロワ戦。3-4-3システムの左ウイングで先発出場した森岡は、開始3分にいきなり大仕事をやってのける。セルビア代表MFラザル・マルコビッチが右サイドで粘り、鋭いクロスを中央へ供給。ダイアゴナルランでゴール前の絶好のポジションを取った森岡が、軽くジャンプしながら左足できっちり合わせた。今季通算11点目だ。
 
 ベルギー国営放送『RTBF』は「巧みな動きからフリーになり、マルコビッチのクロスを確実にねじ込んだ。シャルルロワの守備者たちはどこにいたのか? モリオカの機敏なプレーが際立ったシーンだ」と称えた。さらに全国スポーツ紙『Sporza』は「突如として現われたモリオカが、マルコビッチの高質なお膳立てから先制ゴール。敵ディフェンス網を混乱させた」と報じている。

 
 その後アンデルレヒトは同点ゴールを奪われて試合を振り出しに戻されたものの、64分にウカシュ・テオドルチュクがみずから得たPKを決めて勝ち越しに成功。2-1でプレーオフ初勝利を飾った。森岡は左サイドでタメを作っては果敢に仕掛け、守備も精力的にこなして大いに貢献。常にゲームに関わり続け、83分にピッチを退いた。
 
 これでアンデルレヒトは暫定2位に上がり、チャンピオンズ・リーグ出場圏に再浮上。久保裕也を擁する3位ヘントは土曜日、首位のクラブ・ブルージュとの大一番を戦う。
 
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