【マンC×マンU展望】「腐ってもダービー」王座とプライドが懸かった一戦の注目点は?

2018年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

ペップのマンCが初のプレミア戴冠を果たすのか。

故障者/シティ=メンディ(DF)、アグエロ(FW)|ユナイテッド=ブリント(DF)、ジョーンズ(DF)
出場停止/シティ=なし|ユナイテッド=なし

プレミアリーグ第33節
マンチェスター・シティ - マンチェスター・ユナイテッド
4月7日(土)17:30キックオフ(現地時間)/エティハド(マンチェスター)
 
マンチェスター・C
前節までの成績:1位 勝点84(27勝3分け1敗)/88得点・21失点
マンチェスター・U
前節までの成績:2位 勝点68(21勝5分け5敗)/60得点・23失点
 
[注目ポイント]
●プレミアリーグ史上最速優勝へ(マンチェスター・C)
●今季30ゴールの大黒柱アグエロが欠場か(マンチェスター・C)
●腐ってもダービー。赤い悪魔の意地を見せるか(マンチェスター・U)

 今シーズンの開幕からプレミアリーグでは、22戦無敗というロケットスタートを切り、その後も破竹の勢い勝ち進めて、ライバルを全く寄せ付けなかったジョゼップ・グアルディオラのシティが、ついに史上最速でのリーグ制覇に挑む。
 
 その眼前に立ちはだかるのは、永遠のライバル、ユナイテッドだ。グアルディオラの就任以降のプレミアにおける直接対決の戦績は、2勝1分け1敗とわずかに勝ち越している。
 
 4月4日(現地時間)に行なわれたチャンピオンズ・リーグ準々決勝第1レグのリバプール戦では、相手の術中にはまって0-3と完敗した。しかし、ここまで圧倒的な攻撃力で国内での戦いを席巻してきたグアルディオラが戦術を変えることなど、万が一にもないだろう。ユナイテッド戦でも、パスサッカーでイニシアチブを握るはずだ。
 
 不安材料がないわけではない。3月末のインターナショナルマッチウイーク期間中に膝を痛めたアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの出場が危ぶまれている。今シーズンの公式戦で30ゴールを挙げているチーム得点王がいない場合に生じる迫力不足を、何で補うかも勝負を分けるポイントになるだろう。
 
 一方、敵地に乗り込むユナイテッドは、すでにシティに勝点16差を付けられており、指揮官のジョゼ・モウリーニョも「優勝争いは終わった」と白旗を振っている。しかし、この一戦は腐ってもダービー。目の前で宿敵の優勝を決めさせまいとする赤い悪魔のプライドを懸けて臨むはずだ。
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