名波監督も最敬礼!終了間際に叩き込んだ若手アタッカーのゴラッソ2発が半端ない

2018年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨夏の負傷が癒えた荒木が、輝きを放ったのは残り5分を切ってから

後半アディショナルタイムに荒木が右足を一閃!ダイレクトで放ったファインショットがチームに勝利をもたらした。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 ヤマハスタジアムに歓喜の瞬間をもたらした若手アタッカーの一撃に名波浩監督も最敬礼だ。

 ルヴァンカップ・3節の甲府戦。磐田の指揮官は1-2の劣勢を跳ね返すべく、64分に荒木大吾をピッチに送り込んだ。すると、この若手アタッカーは起用に応え、86分に左サイドから中央にカットインし、右足で鮮やかに同点弾を決めた。

 そして、同点弾で勢いに乗った荒木は試合終了間際の後半アディショナルタイム。1点目以上のスーパーショットを叩き込む。松本昌也のクロスがこぼれ球に反応すると、圧巻のダイレクトボレーを甲府ゴールに突き刺したのだ。

 残り5分を切ってからゴラッソ2発。この荒木の活躍に目を細めたのは名波監督だ。「昨年の夏に怪我をしてから、リハビリも苦労したと思う。結果を本人が求めていたと思う」と労いつつ、「アダイウトン、ムサエフという両外国人の飛車角が怪我をしてしまった。そのなかで若い選手が出てきてくれたのはチームにとってプラス」と話し、両助っ人の穴を埋める若手アタッカーの台頭に頬を緩ませた。

 昨季は夏場に右足首を負傷し、長期離脱を強いられていた荒木。限られた時間で半端ないゴールを連発した男の復活は、磐田にとって間違いなく明るい材料だ。

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