【ACL】試合前にGS敗退決定の川崎。上海上港に先制されるも何とか1点を返してドロー

2018年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

ビハインドを背負った川崎は知念慶が同点弾!!

フッキなどのブラジル代表経験者たちを何とか抑えていたが、後半にこじ開けられた。(C)Getty Images

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の川崎フロンターレ対上海上港(中国)が4月4日、中国の上海体育場で20時(日本時間21時)から行なわれた。

 試合開始前に同組の蔚山現代(韓国)がメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に勝利したため、グループステージ敗退が決まった状況で迎えた一戦。川崎は序盤から元ブラジル代表のフッキ、オスカール、エウケソンらを擁する上海上港のアタックに対し、身体を張った守りで対応していく。

 21分に与えたPKは、キッカーのフッキが大きく枠を外して事なきを得る。その後も押し込まれたが、粘りのディフェンスで前半をスコアレスで折り返した。
 
 後半に入っても相手に攻め込まれ、我慢の時間が続く。幾度となくフッキが個の力でゴール前に侵入していくと、68分。ついに川崎は力尽きる。オスカールの縦パスを受けたフッキがペナルティエリアの左を突破し、中央に折り返す。最後はエウケソンに決められて、リードを許す展開となった。
 
 何とか追い付きたい川崎は、ここから猛攻を開始。大久保嘉人や長谷川竜也などを中心に攻撃を仕掛けていく。そして、74分。森谷賢太郎が左サイドからクロスを供給すると、知念慶が頭でネットを揺らして同点に追いついた。

 同点後も攻めに転じたが、2点目は奪えず。川崎は1-1で試合を終え、大会初勝利はまたしても掴めなかった。

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