東京五輪世代のエース候補が完全復活へ!磐田の小川航基が復帰後初先発でフル出場

2018年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

最後は足がつりながらも、最前線で躍動感のあるプレーを披露

小川は90分フル出場。安定感のあるポストプレーは健在だった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 [ルヴァン杯グループステージ3節]磐田3-2甲府/4月4日/ヤマハ

 昨年5月に負った大怪我を乗り越え、東京五輪世代の最強FWが復帰後初先発を飾った。

 Bグループの磐田はルヴァンカップ・3節で甲府と対戦。磐田の名波浩監督は連戦の疲労を考慮し、先週末のリーグ戦からメンバーを大幅に入れ替えて小川航基を先発で起用した。

 小川のスタメン入りは、昨年5月のU-20ワールドカップで左膝前十字靱帯損傷と外側半月板損傷を負って以降初。今季J1とルヴァンカップで1試合ずつ途中からピッチに立っていたなかで、ついにキックオフからプレーする機会を得た。

 久々の先発ということで気合十分の小川は、序盤から軽快な動きを披露する。1点ビハインドで迎えた26分には、こぼれ球に反応してゴールを狙うなど切れのあるプレーで攻撃を引っ張った。

 迎えた後半も疲れを見せずに積極的に相手ゴールへと猛進。機敏なステップで相手のマークを外し、クロスボールにヘディングで合わせるなど、小川らしさを発揮した。

 試合は、磐田が3-2で逆転勝利。途中出場の荒木大吾が残り5分でファインショット2発を叩き込み、勝点3を掴んだ。

 フル出場でチームの勝利に貢献した小川はゴールこそ奪えなかったが、完全復活を印象付けたのは間違いない。

Bグループ3節の結果
磐田3-2甲府
清水3-1札幌
 
順位表(3節終了時)
Bグループ
順位 チーム名/勝点/得失差
1 清水/6/1
1 磐田/6/1
1 甲府/6/3
4 札幌/0/-5
※グループステージ全試合が終了していない場合、同勝点は同順位とする。

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