「GS突破は最低限」ACLで奮闘した鈴木優磨が「もっとやらないといけない」と自戒の発言

2018年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もっとやらないといけないし、満足してはいけない」

上海申花戦で1ゴール・1アシストした鈴木は、「グループステージを突破したけど、課題の多い試合」と反省を口にした。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 ACLのグループステージ突破を決めたアウェー上海申花戦で1ゴール・1アシスト。2点を先行される苦しい展開のなか、獅子奮迅の活躍で勝点1の獲得に貢献した鈴木優磨が、クラブ公式HPを通して試合を振り返った。
 
「ゴールシーンは、あのようなボールが来ればいいと思っていて実際に来た。そういう場所にいることが、FWにとっては大事だと思う。1点を取れば相手は慌てると思っていた」
 
 殊勲のストライカーは58分、レオ・シルバが放ったシュートのこぼれ球を拾い、GKとの1対1を冷静に制してゴールに流し込む。さらに63分には、ペナルティエリア内でボールを受け、相手DFと駆け引きしながらファーサイドにクロスを供給。丁寧なラストパスでレアンドロの同点弾を演出した。
 
 2点に絡む活躍は、個人としては十分なものだ。ただ、引き分けという結果に納得できなかったようで、「グループステージを突破したけど、課題の多い試合」と反省も口にしている。
 
 アウェーゲームだったとはいえ、前半に2失点を喫し、追いつきながらも次の1点が奪えていない。満足できる試合内容でなかったのは事実だろう。「もっとやらないといけないし、満足してはいけない」と鈴木がいうとおり、引き分けで得た勝点1をポジティブに捉えつつ、課題の修正に努めたいところだ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事