鹿島、2年連続のACL決勝T進出!! 2点を先行されるも鈴木優磨の1G1Aで追いつく!

2018年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

上海申花に前半で2点リードされるも後半に怒涛の反撃。

上海申花戦に先発した鈴木が1得点・1アシストの活躍を見せた。(C) Getty Images

 アジア・チャンピオンズリーグは4月3日、各地でグループステージ5節を開催。中国の虹口スタジアムでは、上海申花対鹿島アントラーズの一戦が行なわれ、2-2の引き分けに終わった。この結果、鹿島がグループステージ突破を決めている。

 試合は序盤、ホームの大声援をバックに上海申花が攻勢を強めた。開始13分、元ナイジェリア代表のマルティンスが鹿島DFの犬飼智也のファウルを受けPKを奪うと、これをコロンビア代表のモレーノが決めて上海申花が先制する。さらに試合を優勢に進めた上海申花は28分にも、元コロンビア代表MFグアリンのCKからマオ・ジエンチンが頭でゴールに流し込み、追加点をゲットした。

 攻撃が機能しない鹿島は、38分に早くもペドロ・ジュニオールから金崎夢生に交代したが、前半は得点を挙げられず、2点のビハインドでハーフタイムに入った。

 しかし後半、鹿島が怒涛の反撃を開始する。立ち上がりから上海申花のマークの緩さを突いて押し込んだ鹿島は、58分にゴール前の攻防でDFに当たったボールに鈴木優磨が反応し、右足で押し込み1点を返す。鈴木にとっては、これが今季公式戦初ゴールとなった。

 さらに鹿島は63分にも鈴木のクロスから、先週末のリーグ5節・札幌戦で戦線復帰を果たしたレアンドロがボレーで沈め、同点に追いつく。鹿島が2-2と試合を振り出しに戻す。

 その後、鹿島は追加点こそ奪えなかったものの、上海申花の反撃を封じ、2-2でタイムアップ。鹿島は勝点を9に伸ばしてグループHの首位を守り、2年連続のACL決勝トーナメント進出を決めた。
 
 鹿島は4月17日のグループステージ最終戦で、水原三星をホームに迎える。
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