前育&流経の両主将が揃い踏み!ドイツの親善大会で日本高校選抜が白星発進!

2018年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

高卒プロ組の生駒仁と町野修斗のマリノスコンビも先発出場!

選手権の決勝でしのぎを削った流経大柏の宮本(左)と前橋育英の田部井(右)が初戦で大活躍!写真:徳原隆元

 第56回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会に参加している日本高校サッカー選抜は、3月29日にグループステージの初戦となるスタンダール・リエージュ戦(25分ハーフ)に臨んだ。
 
 高校サッカー選手権の優秀選手を中心に編成されたチームは4-4-2の布陣を開幕戦で採用した。チームを指揮する履正社の平野直樹監督はGKに薄井覇斗(流経大柏)、最終ラインには後藤田亘輝(前橋育英)、角田涼太朗(前橋育英)、蓑田広大(青森山田)、生駒仁(鹿児島城西→横浜)を起用。

 中盤には宮本優太(流経大柏)菊地泰智(流経大柏)、飯島陸(前橋育英)、田部井涼(前橋育英)、井上怜(市立船橋)が顔を揃え、最前線は横浜に今季加入した町野修斗(履正社)となった。
 
 高校選抜は高い位置からのハイプレスが序盤から機能し、試合の主導権を掌握。素早い攻守の切り替えで、相手に付け入る隙を与えない。前半23分には宮本が先制点を奪うと、32分には田部井が追加点。後半も盤石の試合運びを見せた高校選抜が、初戦を白星で飾った。今冬の選手権決勝で対戦した、前橋育英と流経大柏の両主将のゴールが試合を決める形となった。
 
 試合後、チームを率いる平野監督が日本協会を通じて試合を総括。「キャプテン田部井と副キャプテン宮本のチームの両軸が活躍し、2得点を挙げ勝利することができました。挑戦・コミュニケーション・タフネスを掲げて、常にゴールを目指すというチームコンセプトがしっかりできたと感じています」という言葉でチームを評価した。
 
 好スタートを切った高校選抜は第2戦で、エバートン(イングランド)と現地時間31日12時のキックオフで対戦する予定だ。

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