再動するYASUDA。終わらないYASUDA。

2018年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

当時のYASUDAの物作りに対する熱い思いをリスペクト

 1932年に誕生した純国産サッカースパイクメーカーのYASUDA(創業当時は株式会社安田。その後社名変更して株式会社クリックスヤスダ)。創業者の安田重春氏が、こだわりの物作りを原点に「サッカーの安田」として不動の地位を築いていた。

 そんな日本サッカー界の老舗ブランドが多くのファンに惜しまれつつ姿を消したのは、2002年の日韓共催のワールドカップ直前のことだった。YASUDAが本来最も大切にしてきた「シューズメーカーである」という本質を逸脱して、無理な多角化に企業として挑戦してしまったことが原因の一つである。

 YASUDAは誰か一人のものではなく、ファンによるファンの為のブランドであるべきーー。

 ブランドの存在意義をYASUDAファンと一緒に確かめ合いながら、皆の力で復活を遂げたい。今回、16年の時を経て、YASUDAサッカースパイクの復刻版を生産するため、「クラウドファンディング」を利用した、YASUDA復刻プロジェクトが始動しました。皆様のご支援をお待ちしています。
 奇跡的に工場に残っていた当時の木型金型を使い、純国産、オールハンドメイドで完全復刻する。贅沢に使用したオールカンガルレザーや、ダイレクトインジェクション製法ができる日本に存在する数少ないスパイク専用の唯一の工場で生産される予定だ。

 当時のYASUDAの物作りに対する熱い思いをリスペクトしつつ、数量限定シリアルナンバー付きでオールドファン垂涎の一足になりそう。

YASUDAのサッカースパイク復刻プロジェクト

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