「魔法の左足!」「もはや芸術の域」ベルナベウに愛された男の圧巻アシストに再脚光!

2018年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

指導者としてもさっそく才覚を発揮

天才的な閃きのパスで、数多のゴールを生み出したグティ。銀河系軍団の僚友たちからも厚い信頼を得ていた。(C)Getty Images

 ホセ・マリア・グティエレス・エルナンデス。その名を聞いてピンと来たひとは、かなりのレアル・マドリー通だろう。殿堂サンチャゴ・ベルナベウのサポーターに深く愛された孤高の天才パサー、"グティ"である。
 
 10歳でマドリー下部組織の門を叩き、実に25年間に渡って純白のキットを身に纏った。自慢の左足から繰り出す天才的なパスで、観る者のハートを掴み、対峙する守備者たちを震え上がらせたのだ。


 そんなグティの圧巻アシストをフィーチャーしているのが、リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターで、「背番号14の14アシストだ。グティが上演されたなら、ポップコーンを買いにいくしかない」との一文を添えた。まさに映画館で娯楽度満点のムービーを観ているかのようなに、次から次へと妙技が披露されている。

 
 現役時代に世界中のマドリーファンから絶大な支持を得ていただけあって、コメント欄では称賛の嵐が吹いた。「あの銀河系軍団でも個性が輝いていた」「魔法の左足が大好き」「もはやそのパスは芸術の域だ」といった調子で、「使いにくかったのか、ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)では過小評価されていた」との意見も。リーガでは通算387試合に出場し、46得点・47アシスト、スペイン代表としては14試合・3得点を記録したが、やはり甘くルックスと破天荒なキャラとともに"記憶"に残るソリストだった。
 
 トルコ・ベジクタシュでのプレーを経て、2012年7月に現役を引退。その後はマドリーに帰還して下部組織で監督を務めているが、そこでも才覚を発揮している。2016-17シーズンはフベニールA(U-19)を率いて、国内3冠の快挙を達成した。指導者としても、順調なキャリアを歩んでいる。

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