グリエーズマン、ポグバとのプレーを望むも「ユナイテッドに移籍したいという意味じゃない」

2018年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

TV番組が企画したポグバとの対談の中で。

「クラブでも一緒に」というポグバ(右)の言葉に同意しつつも、グリエーズマン(左)はユナイテッドへの移籍をきっぱり否定。(C)Getty Images


 アントワーヌ・グリエーズマン(アトレティコ・マドリー)が、フランス代表のチームメイトであるポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)と対談した。

 英紙『Daily Mail』によると、ふたりはフランス『Canal Plus』の番組に出演。その中でポグバは、「こうやって毎日一緒にいられたら……」と、クラブでもグリエーズマンと一緒にプレーしたいとの希望をもらしていたという。

 このポグバの発言には、グリエーズマンも「そうなって、一緒にプレーし、勝つことができたら素晴らしいよね」と同意。その上で、このコメントが去就騒ぎにつながらないようにクギを刺した。

「ただこれは、僕がユナイテッドでプレーしたいという意味じゃないからね」

 
 グリエーズマンは昨年の夏、ユナイテッド移籍寸前のところまで迫ったものの、最終的には、アトレティコがFIFAから実質的な補強禁止処分を科されたことを受けて残留を決意。新たに2022年までの新契約を結んだ。

 だが今シーズンも、グリエーズマンの去就を巡る報道は後を絶たない。とくに繰り返し聞こえてくるのが、バルセロナへの移籍が確実との声だ。

 昨年末には、「バルサが不正に接触した」とアトレティコがFIFAに訴え出たとも言われ、今年に入ってからバルサが公式に選手との個人合意を否定する事態にもなった。

 ただ、その後もグリエーズマンのバルセロナ移籍報道は続いており、今月も選手の妻がリーガ・エスパニョーラの試合でバルセロナを訪れた際に、新居を探していたと言われている。

 ポグバとの対談の中で、ユナイテッドへの移籍希望をきっぱり否定したグリエーズマン。"本命"はやはり、繰り返し合意が取りざたされてきたバルサなのか、それとも……。
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