小林悠がマリ戦で感じた「パスが出てこない」もどかしさ。改善へのポイントは?

2018年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

思い通りにパスが出てこない現状に小林が語った最大の問題点は…。

ウクライナ戦ではどのような起用法となるのか。昨季のJリーグMVP男のプレーに注目が集まる。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 25日のトレーニング後、川崎のエースは改めて仮想セネガル戦を振り返った。
 
 23日のマリ戦に65分からピッチに入った小林悠は、得意の裏抜けなどで流れを変えようと奔走。しかし、決定機に絡めず、日本代表に勝利をもたらすまでには至らなかった。
 
 1-1の引き分けに終わった一戦で、小林は"ある想い"があったと明かす。
 
「なるべく、サコ(大迫)の周りでボールを拾うイメージで試合に入ったのですが、なかなか自分たちでボールを保持できず、追いかける時間が多かった。もうちょっと良い守備でハメられていれば、良い攻撃に繋がっていたと思う」(小林)
 
 思い通りにパスが出てこないもどかしさ——。

 しかし、小林は改善できない問題ではないという。

「守備の細かい指示が出ていたわけではないけど、ロングボールが増えると、相手と選手の距離が広がってしまう。もう少しコンパクトに押し上げて、セカンドボールを拾う意識を持つことが大事だと思う」という言葉で、全体の距離間を調整すれば、攻守の流れがスムーズになると持論を述べた。
 
 だからこそ、小林は「すべてに置いて、もう少し意識をすり合わせていかないといけない」とコミュニケーションの重要性を説く。
 
 27日のウクライナ戦まであと1日と、残された時間は多くない。マリ戦で露呈した課題と向き合うべく、小林はチームメイトとどのような言葉を交わすのか。

 擦り合わせが上手くいけば、「得点に絡むところは大事にしたい」という小林に決定機が巡ってくるはずだ。

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