「おそらくは史上唯一のゴール」ドイツで生まれた“最驚の一撃”がブンデス公式で復活!

2018年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

スライディングタックルを仕掛けてまさかの…

ブンデスでの実績が十二分のCBラングカンプ。3月11日のケルン戦では日本代表FW大迫と丁々発止のマッチアップを繰り広げた。(C)Getty Images

 インパクト特大のスーパーゴールが復活だ。
 
 3月20日にブンデスリーガの公式ツイッターは恒例連載「#Goalphabet」を更新した。今回は「L」の文字にまつわる名場面・名ゴールで、選ばれたのは「Langkamp」。現在ヴェルダー・ブレーメンで活躍する元ドイツU-21代表のDF、セバスティアン・ラングカンプだ。実はこの長身CBは、9年前のカールスルーエ時代にとんでもないスーパーゴールを決めている。

 
 2008-09シーズン、ブンデス1部のレバークーゼン対カールスルーエ戦。その72分だ。自陣中央でボールを奪ったレバークーゼンが一気呵成にカウンターを仕掛けようとしたところ、猛然とボールホルダーにスライディングタックルを敢行したのが、当時21歳のラングカンプだった。強烈にインパクトされたボールは凄まじいスピードで曲がって、落ち、ゴールネットに突き刺さる。推定距離およそ45メートルの驚愕弾。公式ツイッターは「おそらくスラディングタックルで決めた史上唯一のゴールだろう」と紹介した。しかもこれが決勝点となり、カールスルーエが1-0で勝利している。

 
 ファンからのコメント投稿欄を見ると、「Jason Cundy!」という書き込みがあった。調べてみると、このイングランド人DFジェイソン・カンディもトッテナム・ホットスパー時代の1992-93シーズンに、似たような位置から似たシチュエーションで蹴り込んでいる。だがラングカンプのそれに比べると若干ゴールを狙っている印象があり、タックルというよりもクリアに近い。やや異なる"部門"のゴールと言えそうだ。
 
 原口元気とヘルタ・ベルリンで同僚だったラングカンプは、日本代表MFと同じく出場機会を求めて、今冬にブレーメンへ活躍の場を移した。現在30歳。前節(3月17日)のアウクスブルク戦で移籍後初先発・フルタイム出場を果たしている。ブンデス1部では通算6得点を挙げているが、当然、あれを凌ぐ衝撃度のゴールは決めていない。

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