リーガ・エスパニョーラの公式ツイッターが大きな疑問を投げかけた。
 
　３月18日にアップロードされたのは、あの怪物ロナウドのベストゴール集だ。かつてレアル・マドリーとバルセロナでプレーし、積み上げた117得点（164試合）のなかからトップ10を厳選。そこに「ラ・リーガの歴史においては、ロナウドがベストストライカー？　答える前にまずはこれを観てください」との一文を添えた。

 
　一瞬にしてトップギアに達する高速ドリブル、お得意の鬼またぎを随所で披露し、左右両足から放たれる確度の高いフィニッシュで仕留める。バルサ時代のコンポステーラ戦で魅せたあの伝説の60メートル独走弾も収録されている、圧巻のゴラッソ集だ。

 

　当時のロナウドは間違いなく世界最高FWだったが、リーガ史上最強かと問われれば、ファンの間で意見が分かれるところだろう。実績ではリオネル・メッシ、クリスチアーノ・ロナウドのふたりに遠く及ばないというのが大多数の意見で、なかには「ルイス・スアレスより下」とのコメントも。一方で、ロナウドを推すファンは「９番ということならロナウドが一番だ」「あんなずば抜けた身体能力の持ち主は後にも先にもいない」と主張し、「メッシもクリスチアーノもワールドカップは獲っていない」と主旨から逸脱したオピニオンも登場した。
 
　過去と現在のレジェンドを比較して論じるのは楽しいが、そこに正解などはないのだろう。あなたならなんと回答しますか？