本田圭佑の絶妙なピンポイントアシストを現地紙が称賛!「ケイスケが完璧なサービスを提供」

2018年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

後期6アシスト目をマークし、調子の良さを見せつけた本田。

本田はアシストシーン以外にも正確なパスを味方に供給するなど、コンディションは万全といったところだ。 (C) Getty Images

 現地時間3月17日、リーガMX(メキシコ・リーグ)後期第12節のネカクサ戦が行なわれ、パチューカに所属する日本代表MF本田圭佑はリーグ戦12試合連続で先発出場を飾り、4-1-4-1の右サイドで起用された。
 
 本田は序盤から積極性を見せる。まずは2分、味方からのサイドチェンジを受けてペナルティーエリア外からミドルシュートを放つと、19分には、ペナルティーエリア左後方で獲得したFKのキッカーを務め、ピンポイントのキックを供給。これに味方FWのエリク・サンチェスが合わせてネットを揺らしたが、このゴールはオフサイドで取り消されて"幻のアシスト"となった。
 
 しかし、33分にネカクサのDFマティアス・エルナンデスが危険なタックルで一発退場となり、パチューカが数的優位に立つと、その3分後に本田が再びセットプレーから決定機を演出する。
 
 19分のシーンとほぼ同じ位置でFKを獲ると、再びキッカーを務めた本田は、左足から絶妙なボールを蹴り込む。このボールをエリク・グティエレスがバックヘッドで鮮やかに決めてパチューカが敵地で先制に成功。1-0とリードして前半を折り返した。
 

 
 このアシストについてスペインの全国紙『Marca』のメキシコ版は、「ケイスケ・ホンダは完璧なボールでグティエレスにゴールをサービスした」と賛辞を贈った。
 
 迎えた後半も本田自体は切れ味鋭い動きを見せる。60分には右サイドでボールを持ってから、カットインをして得意の左足でシュート。強烈なショットがゴールを急襲するが、相手GKマルセロ・バロベーロの好守に遭って追加点とはならなかった。
 
 しかし、パチューカはいまいちエンジンがかからない。徐々に数的不利のネカクサに盛り返されると、61分と63分に立て続けにカウンターのピンチを迎える。そして、70分に左サイドを打開されて最後はビクター・ダビラに流し込まれて振り出しに戻されてしまった。
 
 本田は77分にベンチへ退いたが、試合は85分にパチューカにも退場者が出て、10人対10人となり、両軍ともに体力を使い果たして最後まで勝ち越し点は生まれず……。パチューカは1-1で引き分けた。
 
 後期6アシスト目を記録して状態の良さを伺わせた本田だったが、代表合流前ラストゲームを勝利で飾ることはできなかった。
 

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