日本代表主将、長谷部誠をブンデス公式が称賛!「ハセベはどこでもやってのけるんだ」

2018年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヴォルフスブルク時代の鮮烈弾をリバイバル!

ドイツでもっとも馴染み深い日本人フットボーラー、長谷部誠。今季は上位戦線を戦うフランクフルトを力強く牽引している。(C)Getty Images

 ドイツ・ブンデスリーガの公式ツイッターが突如として、長谷部誠の懐かしいゴールシーンを取り上げた。
 
 同ツイッターの不定期連載「#Goal@phabet」というコーナーで、リーグの歴史を彩った名ゴールをアルファベットに分類して紹介している。で、今回の「H」に選ばれたのが「HASEBE」というわけだ。

 
 登場したのは、長谷部がヴォルフスブルク時代の2011年8月19日、ボルシア・メンヘングラッドバッハ戦のファインゴール。その試合でトップ下に入っていた27歳の日本代表MFは、開始13分に鮮やかな先制点をゲットする。左サイドから送られたクロスをファーで受けた味方が落とし、颯爽と走り込んだ長谷部が豪快にダイレクトで蹴り込んだのだ。試合はその後逆転されて1-4で敗れたが、2011-12シーズンで長谷部が唯一決めたゴールがそれだった。

 
 投稿された動画には一文が添えられ、「ハセベはどんなところでもプレーをやってのける。このように攻撃的な位置でもきっちり期待に応えるんだ」と長谷部を称えている。
 
 20代前半にスターダムを駆け上がった浦和レッズ時代は、持ち前の攻撃センスを余すところなく発揮し、記憶に残るゴールも数多く挙げた長谷部だが、ドイツでは戦術眼の鋭さ、攻守のバランス感覚、さらには強さと速さを兼備するフィジカルを買われ、さまざまなポジションでプレーしてきた。GKと最前線を除けばほぼすべてで、現在フランクフルトでは3バックの中央とセントラルMFの二刀流を見事に試合の中で使い分けている。研ぎ澄まされたプレービジョンはいまだ健在だ。
 
 ドイツで11シーズン目を戦う34歳。先週末のボルシア・ドルトムント戦でブンデスリーガ通算255試合出場となり、日本人選手の同リーグ最多出場記録を更新中だ。ドイツでもっとも馴染み深い日本人フットボーラーは「H」のイニシャルを持つこの闘将なのである。

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