「リョウタは完成度が高いんだ」2戦3発の森岡亮太を元セネガル代表MFが絶賛!

2018年03月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベベレンの元同僚がその実力に太鼓判

元同僚にその実力と取り組みを称えられた森岡。アンデルレヒトでも目に見える結果を残しつつ、着実に足場を固めている。(C)Getty Images

 新天地アンデルレヒトで着実に足場を固めている日本代表MF、森岡亮太。現地時間3月3日のベルギー・ジュピラーリーグ29節、ズルテ・ヴァルヘム戦で2試合連続のスタメンを飾り、開始2分に鮮やかなヘディングで先制点をゲットした。試合は3-2でホームのアンデルレヒトが勝利し、小さくない貢献を果たしている。
 
 ベルギー国営放送の『RTBF』は「先制点はいよいよ本領を発揮し始めた日本人アタッカーによってもたらされた。右サイドを抜け出したデニス・アッピアーのニアサイドへのクロスを、巧く頭ですらして流し込んだ。容易いシュートではない」と称えた。さらに、同じベルギーのゲンクでプレーする元セネガル代表MF、イブラヒマ・セクの"モリオカ評"も掲載。セクは1月中旬まで森岡とともにワースラント=ベベレンでプレーし、時を同じくして活躍の場を移した元同僚である。

 
「リョウタはブリュッセルでも間違いなく成功を掴むさ。チームへの適応さえ完了すれば、すぐに結果を出すと思っていたし、実際にそうなってるだろ。デビュー戦(25節メヘレン戦)でPKを失敗していたけど、あの試合だって内容は悪くなかった。こないだのムスクロン戦(28節)では2ゴールを挙げたよね。流石だよ」

 
 ベベレンではキャプテンを務め、セントラルMFの位置から森岡の戦いぶりを常に眺めていたセク。森岡のことは昨夏の入団からずっと見守っていたと言い、その能力の高さだけでなく、サッカーに対する真摯な姿勢にも感銘を受けたと明かす。
 
「彼はプレッシャーをモノともしないし、いろんな意見に耳を貸し、なによりハードワークのできる選手だ。パスのセンスはピカイチで、走力があって仲間のためにディフェンスもこなせる。本当に完成度が高いフットボーラーなんだ」
 
 アンデルレヒトは現在2位。一方、セクが加入した以降のゲンクは快進撃を続けており、7戦負けなし(5勝2分け)で5位に急浮上している。1~6位までが進出できる「プレーオフ1」で、森岡との直接対決なるか。セネガル人MFは「そうなればハッピーだし、楽しみだ」と語った。

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