決定機をフイにした乾にスペイン全国紙が辛口評価…「嘆きのイヌイ」「理解しがたいミスショット」

2018年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

スペイン全国紙に並んだ乾への批判。

試合結果を変えられたかもしれない決定機を逃し、思わず頭を抱えた乾。 (C) Getty Images

 試合結果を左右した決定的なミスショットを現地紙も手厳しく評価した。
 
 現地2月24日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ25節、敵地バライードスに乗り込んだエイバルは0−2でセルタに完封負けを喫した。この日も先発出場を果たしたエイバルの乾貴士は、43分にペナルティーエリア内でフリーになりながら、シュートを枠外へ外してしまうなど決定的な仕事を果たせなかった。

 
 試合後、スペイン全国紙『Marca』は3点満点の採点で、乾に最低の「1」を付け、さらに戦評では「嘆きのイヌイ」と銘打ち、43分の決定機を逸した場面について触れている。
 
「最高のチャンスがイヌイにはあった。しかし、彼はGKだけが目の前にいるところで、理解しがたいシュートミスを犯した。実際のところ、体の向きを間違えたことで、ゴールを成し遂げられなかった」
 
 また、スペイン紙『AS』は、乾への寸評で、その繊細さを欠いたプレーに厳しい評価を下している。
 
「今日のイヌイは普段、攻撃時に見せる鋭さと正確性を持っていなかった。彼はセルタ守備陣を不快にさせることができたが、そのシュートの精度が低かったことは誰の目にも明らかで、いずれもあさっての方向へ飛んでいった」
 
 スペインの全国2紙から批判を浴びた乾は、今後の戦いの中で名誉を挽回できるのか? エイバルは次節、本拠地で難敵ビジャレアルと対戦する。
 

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