ハーフナーが開幕戦で同点弾も複雑な心境を告白「古巣なんであまり喜べない…」

2018年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

2009年にステップアップの足掛かりとした古巣を相手に1ゴール。

古巣相手にゴールを挙げたハーフナー。試合後に複雑な心境を明かした。写真:徳原隆元

[J1リーグ開幕戦]鳥栖 1-1 神戸/2月23日/ベアスタ

 残り3分の同点弾で、チーム加入2年目のハーフナー・マイクが神戸に敵地での貴重な勝点1をもたらした。

 同点弾は87分、ウェリントンからの落としをコンパクトな振りの左足シュートでゴールにねじ込んだ。この日のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた殊勲のハーフナー。しかし、フラッシュインタビューでは、やや神妙な面持ちで複雑な心境を告白した。
「まあ、古巣だったので、あんまり喜びたくなかったんですけど……、でもまあみんなで戦ってもぎ取った1点だったので、良かったです」
 ハーフナーは2009年途中に、プロ選手としてのファーストキャリアとなった横浜から当時J2の鳥栖へ武者修行のレンタル移籍。ここで33試合・15得点という結果を残したハーフナーは、翌年からポイントゲッターとしてコンスタントな成績を残していった。いわばステップアップへの足掛かりを作ってくれたクラブへの恩返しの一発となった形だ。

 ただ、自らのゴールで追いついたとはいえ、この日の試合内容は課題が随所に散見された。ハーフナーも「開幕戦なんで、上手くいかないことも良いこともいっぱいあった試合だった」と振り返る。さらに「反省するところは反省して、良いところは続けて、次のホーム戦に臨みたい」と続け、次節のホーム・清水戦(3月3日)に照準を合わせた。

【鳥栖1-1神戸 PHOTO】J開幕! 19歳・田川が今季ファーストゴール、ハーフナーが同点弾!!

次ページ【動画】ハーフナーの鮮やかなハーフボレー弾はこちら!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事