ACL2節で金崎夢生がオスカールに続く高評価を獲得!「シュート精度は100%」

2018年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

AFC公式が水原戦の活躍ぶりを評価。

水原三星戦で2ゴールを挙げた金崎が、2節でオスカールに次ぐ高評価を得ている。(C) Getty Images

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は2月20日・21日に2節を消化。同23日にはAFCがプレーヤー・オブ・ザ・ウィークを発表し、水原三星戦で2ゴールを奪った鹿島の金崎夢生が高い評価を得ている。

 初戦は体調不良から先発を回避し、そのまま出番が訪れなかった金崎だが、敵地での水原三星戦ではうっ憤を晴らすかのように躍動。立ち上がりの8分に鈴木優磨、遠藤康との流れるようなコンビネーションから先制点を挙げると、後半に入り59分にも鈴木からの折り返しを渾身のヘッドでねじ込んでみせた。

 AFCは「この29歳は100%のシュート精度を誇り、4本のシュートをすべて枠内に飛ばした。金崎はまた、デュエルで2度勝利し、得点機もひとつ作った」と具体的な数字を挙げながら、この日の金崎のパフォーマンスを称賛。今節では、トップのオスカール(上海上港)に次ぐ評価を受けている。

 エースの活躍でグループステージ1勝1分けとした鹿島は、勝点4としてグループH首位に浮上。25日には敵地での清水戦でJ1開幕を迎え、翌週の3月3日にはG大阪を相手にホーム開幕戦を迎える。ACLでは同7日、敵地に乗り込んでのシドニーFC戦。厳しい長距離移動を伴う連戦スケジュールとなるだけに、頼れるエースの爆発が期待されるところだ。

 一方、今節最も高い評価を得て、トヨタ・プレーヤー・オブ・ザ・ウィークに選出されたオスカール。チームは、ホームでメルボルン・ビクトリーを4-1で破り、オスカール自身は、3本のシュートで2つのゴールを奪い、6つの得点機を創出したうえに、パス成功率は82%の高さを示している。さらに、今季のオスカールは初戦の川崎戦でも見せたように、守備面での貢献度も高く、このメルボルン戦でもデュエルで4度勝利している。

 昨年は準決勝で浦和に敗れ、戴冠を逃しているだけに、シーズン序盤から本気モードでリベンジの舞台に臨んでいるようだ。
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