「ミスからの失点」に鬼木達監督も落胆…昨季王者の川崎が公式戦3連敗でJ開幕に不安漂う

2018年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「修正するところは修正して、あとは自信を持って挑む」と前を向いたが…

蔚山現代の堅守に苦しみ、阿部(8番)も沈黙した。(C)Getty Images

[ACL2節]蔚山現代2-1川崎/2月20日/蔚山
 
 アジア・チャンピオンズリーグ2節の蔚山現代戦に敗れた川崎の鬼木達監督が、試合後のフラッシュインタビューで肩を落とした。
 
「自分たちのミスからの失点なので、これは本当に直さなくちゃいけないところ。残念です。勝点1でも拾わなければならないゲームだったので」
 
 指揮官がそう振り返ったとおり、川崎の2失点はいずれもミス絡みだ。1失点目は無理にボールをつなごうとして相手に奪われ、最後はチョン・ジェヨンにミドルを突き刺された。2失点目は、浮き球の処理を谷口彰悟が誤り、その流れでイ・ヨンジェにゴールを許している。いずれも自陣深くでボールを奪われた形で、指揮官とすれば悔やみくれない失点だろう。
 
 川崎はこれで公式戦3連敗。3戦合計で3得点・6失点と攻守ともに機能不全に陥っている。鬼木監督は24日のJリーグ開幕戦に向けて「修正するところは修正して、あとは自信を持って挑む」と前を向いたが、不安は募るばかりだ。
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