オイペンの豊川雄太、70分からの交代出場でベルギーでのデビューを飾る!

2018年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

逆転を許した後に登場。初戦を白星で飾れず

ついにベルギーでデビューを飾った豊川。この先、久保裕也や森岡亮太のような活躍を披露できるか!? 写真は岡山在籍時の昨年5月。 (C) Getty Images

 2月17日(現地時間)、ジュピラー・リーグ(ベルギー1部リーグ)第27節でKASオイペンの豊川雄太が、ズルテ・ワレヘム戦で後半途中からピッチに立ち、国内リーグ戦デビューを飾った。

 今年1月に鹿島アントラーズ(2016年からレンタル先のファジアーノ岡山でプレー)からオイペンに加入(当初はイングランド2部のリーズからのレンタルとされていたが、後に完全移籍)した23歳のFWは、ここ数試合はベンチに入ってはいたものの、出番は訪れなかった。
 
 ズルテ・ワレヘム戦は、アウェーのオイペンが13分にコネのドリブルシュートで先制し、さらに39分には相手DFのオウンゴールで2点をリード。しかし、41、44分とハルバウイに連続ゴールを許し、64分にはハマライネンに鮮やかなFKを決められて逆転されてしまった。
 
 それから6分後、MFシュテルデンに代わって豊川が登場。約20分間、ベルギーのピッチを駆け回った。
 
 オイペンはアディショナルタイムに同点のチャンスを迎えたものの、これを活かせずに試合終了を迎え、27節を終えた時点で4勝9分け14敗の最下位(16位)に沈んでいる。
 
 試合後、オイペンはクラブの公式サイトで豊川のデビューを報告。「試合終了の20分前からプレーした豊川は、オイペンのユニホームを着て競争力のあるところを見せ、そのデビューを祝った」と伝えている。
 
 こうして、またひとり日本人選手が、大いなる一歩を踏み出した。オイペンは次節(24日/日本時間25日午前4時)に14位のロケレンとホームで対戦する。
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