ホンダやヒデを退けて欧州最高の日本人となったのは… UEFAが「日本の成功例」を特集

2018年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

本田と中村を退けたスターは?

ドルトムントでも存在感を維持し続けている香川。今後の活躍にも期待は高まるばかりだ。 (C) Getty Images

 世界最高峰というべき欧州の舞台に身を投じ、熾烈な戦いを繰り広げている日本人選手たち。そんなサムライ戦士を『UEFA』が、「日本人の欧州最大の成功事例」と題して特集している。
 
 日本の建国記念日である2月11日に公開され、「建国記念日のため、UEFAでは欧州に影響を与える日本人選手に敬意を表します」と記した『UEFA』。同特集では、欧州でのプレー経験を持つ日本人選手を対象に4部門を設けてランキング形式で紹介している。
 
「チャンピオンズ・リーグ(CL)/チャンピオンズ・カップ(予選含む)」の通算出場数と得点数、UEFA主催のクラブの大会における通算出場数と得点数をそれぞれ部門別に掲載した結果、全部門でトップに輝いたのは、CSKAモスクワやミランなど欧州3か国でプレーした本田圭佑(現パチューカ)や元日本代表MF中村俊輔(現ジュビロ磐田)、元日本代表MF中田英寿氏ではなく、今なお、ドルトムントで活躍する香川真司だった。
 
 CL出場記録では、シャルケで7シーズンに渡って活躍した内田篤人(現鹿島アントラーズ)の31試合を上回り、香川が32試合でトップに君臨。またUEFA主催大会での得点数では、5得点で2位につける本田を引き離し、香川が11得点で堂々1位に立っている。
 
 また、日本人初のタイトル獲得者としては、現在コンサドーレ札幌に所属している小野伸二が紹介されている。
 
 鮮やかな妙技でフェイエノールトの攻撃を司った小野は、2002年に行なわれたドルトムントとのUEFAカップ決勝で3-2と勝利し、ビッグタイトル獲得に貢献していた。
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