ルーニー、引退後の夢を語る!「指導者としてエバートンに残りたいんだ」

2018年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「来季からライセンス取得に向けて動き出す」

今シーズンからエバートンでプレーするルーニーは引退後、指導者への転身をめざしていることを明かした。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドで数々の栄光を手にしたウェイン・ルーニーは今シーズン、「心のクラブ」であるエバートンに復帰した。同クラブのアカデミー出身の彼は、引退後も指導者としてエバートンに残りたいと願っている。

 英紙『The Daily Mail』によると、『The Daily Telegraph』紙でのジェイミー・キャラガーとの対談で、ルーニーは「引退後も指導者としてエバートンに残りたい。いつかは、監督になりたいんだ」と明かした。

「(エバートンと)関わり続けていきたいと思っているんだ。でも、もしそれが不可能なら、どこに自分のチャンスがあるかを見ていく。僕は監督になろうと強く決めているよ」

 そのために、ルーニーは来シーズンからライセンス取得に向けて動き出すとし、「引退までに、すべてのライセンスを取得できたらいいね」と述べている。

 またルーニーは、「トップレベルでプレーした選手の多くが、監督という職業を目指さなくなっている」ことを問題視し、「現役時代に荒稼ぎできてしまうこと」がその主な理由だと指摘した。

 いずれにしても、ルーニーはまだ現役としてのプレーに集中している。『ESPN』によると、「今後数年は選手としてうまくやるのが目標」とコメント。当面は選手としてエバートンに貢献したいと強調したうえで、指導者転身についてはいずれクラブと相談すると述べている。

「僕自身とクラブが適切なタイミングが来たと感じたら、そのときにクラブと話し合っていくよ」

 現在32歳。まだまだピッチで暴れまわってほしいルーニーだが、サー・アレックス・ファーガソンの下でサッカーを学んだかつての"悪童"が、どのような指導者になるのかも興味深いところだ。
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