代表スタッフに強烈アピール! 伊東純也が3得点に絡む「焦れずにやれば点は入ると」

2018年01月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

ACL本選出場に導く1得点・2アシスト!

視察に訪れた代表スタッフの前で、伊東が1得点・2アシストの活躍を見せた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[ACLプレーオフ]柏 3-0 ムアントン・ユナイテッド/1月30日/柏
 
 柏が後半、一気に攻撃力を爆発させ、タイ代表を揃える難敵のムアントン・ユナイテッドに3-0で勝利。ACL本選出場を決めた。
【ACLプレーオフ 柏3-0ムアントン PHOTO】クリスティアーノと伊東が活躍し柏が3季ぶりの本大会出場決定!
 
 快勝の原動力となったのは、日本代表としてロシア・ワールドカップ出場を狙う伊東純也だ。前半こそ、チャンスを決めきれなかったものの、「焦れずにやれれば点は入ると思っていたので、うまく後半は点に絡めて良かった」と言う通り、後半に持ち味のスピードを活かしたアタッキング能力を見せつける。
 
 51分、右サイドバックの小池龍太からの縦パスに反応した伊東は、そのまま相手DFふたりをスピードで振り切り、中央のクリスティアーノへ丁寧なお膳立て、先制点を演出する。このゴールには、クリスティアーノも自らひざまずき、靴磨きのパフォーマンスで伊東のアシストを讃えた。
 
 さらに62分、今度はディフェンスラインの裏に抜け出すクリスティアーノへ、正確なパスを通し、2つ目のアシストをマーク。そして極めつけは90分、ユン・ソギョンからのクロスをワントラップから落ち着いて流し込み、ダメ押しの3点目を奪う。日本代表のスタッフ陣が見守るなか、代表定着へ大きなアピールとなった。
 
「勝たなきゃACLの本選に進めないので、ほっとしてます」と、伊東は今シーズン公式戦初戦の白星に安堵の表情を見せたが、これでようやく戦いのスタートラインに立ったばかり。大会での目標を問われると、「ACL優勝できるようにチーム一丸となって頑張りたい」と、アジア制覇への意気込みを語った。
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