「ひどい」「ダサい」「ショッキング…」リーズの新エンブレムになんと7万人がNO!

2018年01月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブ社長が「デザインを協議し直す」と緊急声明

リーズが公表した新エンブレム。クラブ創設100周年を記念してのものだったが、よもやの大騒動に発展した(画像はクラブ公式サイトより)

 噴出する非難の声に対して、ついにクラブ首脳が口を開いた。
 
 イングランド2部、リーズ・ユナイテッドのアンガス・キニアー社長は、英『BBC Radio Leeds』の番組に出演し、1月24日に発表された新エンブレムのデザインについて、「あらためて協議し直す」と明言した。
 
 リーズは2019年にクラブ創設100周年を迎える。それを記念してバッジ(エンブレム)の刷新を企画。半年近い時間をかけ、1万人のファンや関係者の意見を募りながらデザインを確定させた。クラブがそのデザインに込めたメッセージは、「パッションと唯一無二のアイデンティティー」。2019-20シーズンのスタートから使用する予定だった。
 
 しかしながら、ホームページ上に公開するとほんの数時間で万単位の批判メッセージが寄せられた。「ひどい」「ダサい」「小学生の作品のよう」「ギョッとする」「ショッキング」などなど、デザインを否定する意見が相次いだのだ。ついにはホームページ上で反対の署名運動が起こり、なんと25日時点で7万人がサインする事態に発展。キニアー社長は「こんなに凄まじい反対を受けるとは想像していなかった」と驚きを隠さず、「練りに練って発表の日を迎えたが、こういう結果になり残念だ。ファンの声を真摯に受け止めたい」と語りかけた。
 
 クラブは「今後どのように協議していくかなどの詳細は、来週中に発表します」との声明文をリリースしている。
 
 2013年にも似たケースの騒動が、イングランドで起こった。プレミアリーグのエバートンだ。その際もサポーターの猛反対によってエンブレムが再考されたが、それはデザインに対するものではなく、クラブの"モットー"が除外されていたためだった。
 
 年明けにリーズ入団を果たし、すぐさまスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに貸し出された井手口陽介。1年半後、リーズのキットを身に纏う日本代表MFの左胸には、はたしてどんなデザインの新エンブレムが添えられているのだろうか。
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