岡崎慎司に強力なライバル出現! レスターが冬の補強第1号で“掘り出しもの”を獲得

2018年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

レスターのスカウティング力はプレミア屈指

安価での獲得となったが、レスター地元紙が実力に太鼓判を押すディアバテ。カンテ、マハレズに次ぐ“大当たり”となるか。(C)Getty Images

 プレミアリーグのレスター・シティが、今冬の補強第1号を発表した。フランス2部のアジャクシオから獲得した、マリU-23代表のFWフォッセニ・ディアバテだ。
 
 地元紙の『Leicester Mercury』は、レスターが22歳の注目株に費やした移籍金は200万ポンド(約3億円)と予測。そのうえで、「契約期間は4年半という異例の長さ。有望な若手をフランスから連れてくるレスターが目をつけた、確かなクオリティーの持ち主だ」と評した。
 
 これまでエヌゴロ・カンテ(現・チェルシー)やリャド・マハレズをフランスのクラブから安価で買い取り、岡崎慎司やジェイミー・ヴァーディー、デマライ・グレイ、アルフレッド・ディディら主軸たちも、国内外の中堅クラブから引き抜いてきた。レスターのスカウティング力はプレミアリーグ屈指と言える。
 
 175センチのディアバテはスピード自慢のアタッカー。前線で幅広く機能し、トップ下でもプレーできる。『Leicester Mercury』紙は「機動力があり、クロード・ピュエル(監督)がいかにも好みそうなタイプだ」と検証。レスターは現在、タレント過多であるFW陣の人員整理を進めており、イスラム・スリマニ、ケレチ・イヘアナチョ、レオナルド・ウジョアらの放出がいよいよ現実味を帯びてきた。
 
 1月12日に正式契約したディアバテはさっそく、翌土曜日のプレミアリーグ23節、チェルシー戦の遠征メンバーに名を連ねた。最終的にベンチ入りは果たせなかったものの、フランス人指揮官が高い期待を寄せているのは間違いない。スコアレスドローに終わったチェルシー戦でスタメンを飾った岡崎にとっても、若く勢いのあるディアバテは強力な新ライバルとなりそうだ。
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