東京五輪世代の俊英CB、福岡の冨安健洋がベルギー1部へ移籍!

2018年01月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アビスパのプライドを持って自分らしくひとつひとつ超えていきたい」

冨安は「常にアビスパのことを応援し続けます」と熱いクラブ愛を語った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 J2の福岡が8日、CB冨安健洋がベルギー1部のシント=トロイデンVVへ完全移籍すると発表した。
 
 福岡の下部組織の育った冨安は、2016年にトップチームに昇格。昨シーズンはレギュラーとして35試合に出場した。また、2013年から各年代の世代別代表に選出され、昨年のU-20ワールドカップにも出場している。
 
 現在19歳で東京五輪世代でもあるCBは、今回の移籍に際して「この7年間、アビスパ福岡でなければここまでくることが出来なかったと思います。アビスパ福岡に携わる全ての方々に支えられ成長することができました。本当に感謝しています」とコメント。感謝の意を表わしつつ、「しかし、まだ何かを成し得たわけでもありませんし、掴み取ったわけでもありません。これからたくさんの高い壁があると思いますが、アビスパのプライドを持って自分らしくひとつひとつ超えていきたいと思います」と決意を表明した。
 
 また、福岡というクラブへの熱い想いを次のように語っている。
 
「J1に昇格出来ずにチームを出て行き、それでも応援して下さいというのは無責任です。でも、ぼくは常にアビスパのことを応援し続けますし、アビスパの躍進に対し、刺激を受けさせていただくと思います。心の片隅でいいので応援していただけると嬉しいです。本当に7年間お世話になりました。ありがとうございました」
 
 自らを成長させるために新たな舞台を選んだ俊英CBの活躍に期待だ。
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