【Jリーグ移籍動向一覧】柏が連日の即戦力獲り!! 元日決戦でも躍動した韓国人DFが加入

2018年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜DFのパク・ジョンスが「柏レイソルの新しい家族になる」。

横浜から柏に移籍することが決まったパク・ジョンス。天皇杯準決勝では柏と対戦し、激しい守備で勝利に貢献した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 柏レイソルは1月7日、横浜F・マリノスと韓国人DFパク・ジョンスの完全移籍加入で合意に達したと発表した。

 韓国の慶煕大から2016年に横浜に加入したパク・ジョンスは、ボランチとセンターバックをこなせる守備のユーティリティ。2シーズンでリーグ戦21試合に出場と、元日本代表の中澤佑二とオーストラリア代表のミロシュ・デゲネクに阻まれ、さほど出番は多くなかったものの、出場した試合ではポテンシャルの高さを示し、チームの戦力を維持してきた。

 とりわけ、昨季終盤は天皇杯準決勝で移籍先となる柏を相手にハイパフォーマンスを披露し、2-1の勝利に貢献。元日の決勝でもフル出場し、優勝こそ逃したものの中澤とのコンビでセレッソ大阪を苦しめた。

 パク・ジョンスは柏のクラブ公式サイトを通じて、「今シーズン、横浜F・マリノスから移籍し、新しく柏レイソルの家族になるパク ジョンスです。柏レイソルにはホン ミョンボ先輩をはじめ、多くの韓国人選手が全身全霊を懸けて戦い、活躍したことを知っています。1日も早くチームに慣れ、勝利に貢献できるよう、一生懸命頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします」と述べ、歴代韓国人選手の貢献ぶりに負けない活躍を誓った。

 柏は前日の1月6日には、降格した大宮アルディージャから昨季34試合・7得点と孤軍奮闘を見せたMF江坂任を、アビスパ福岡からはリオ五輪代表DFの亀川諒史を獲得し、積極的な即戦力補強を見せている。

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