豊川雄太、リーズ完全移籍&期限付きでベルギーのオイペンへ! 1部残留の切り札として期待大

2018年01月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「多くの好機をもたらす」とクラブ首脳陣

写真は公式ツイッターより。「ウェルカム! オイペンは日本の豊川雄太と契約を結んだ」と綴られている。

  1月5日(現地時間)、ベルギー1部リーグのオイペンは、日本人選手の豊川雄太が期限付きで加入したことを発表した。
 
 
 イングランド2部のリーズへ完全移籍し、今シーズンいっぱいはオイペンでプレーするというもので、先日、ガンバ大阪からリーズを経てスペイン2部のクルトゥラル・レオネサへレンタル加入した井手口陽介と同様のかたちとなる。
 
 2013年に大津高校から鹿島アントラーズに加入し、16年からは期限付きでJ2のファジアーノ岡山でプレーした23歳の豊川。U-23日本代表にも招集された実績を持つ。
 
 高い技術とスピードが持ち味で、得点力も持ち合わせた身長171センチのアタッカーの獲得について、オイペンのゼネラルディレクター、クリストフ・ヘンケル氏は以下のような歓迎コメントをクラブの公式サイトで発表している。
 
「スピードに溢れ、相手にとって危険なアタッカーである豊川は、1部残留を争う我がチームに多くのチャンスをもたらしてくれるだろう。彼を迎えることを、とても楽しみにしている」
 
 オイペンは現在、ジュビラー・リーグ第21節終了現在で最下位に沈んでおり、後半戦の巻き返しを狙っている。すでにフランス人FWのフロリアン・ラスペンティーノをバスチアから獲得しているが、これに続いての重要な補強とクラブ側は見ているようで、大きな期待を豊川に寄せている。
 
 チームはカタールのドーハでキャンプを行なっている最中で、豊川は7日に合流する予定。リーグは20日に再開され、オイペンはスタンダールとのアウェーマッチに臨むが、ここでさっそく欧州デビューを飾ることはできるだろうか。
 
 ベルギーでは現在、久保裕也(ヘント)、森岡亮太(ベベレン)がその実力を発揮しているが、第3の日本人選手としての豊川の新たな挑戦に、期待と興味は高まる一方だ。
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