【Jリーグ最新移籍動向】新潟から柏へMF小泉慶が加入! 湘南はセルビア人FWを獲得

2017年12月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「がむしゃらにタイトル獲得に貢献できるよう」

小泉慶が新潟から完全移籍で柏に加入した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 アルビレックス新潟のMF小泉慶が12月29日、柏レイソルに完全移籍することが決まった。新潟と柏の双方のクラブから移籍が発表された。

 流経大柏高から2014年に新潟に入団した小泉は、在籍した4シーズンでJ1通算110試合・4得点の成績を残した。2017年シーズンは、ボランチとサイドバックでの併用で不可欠な戦力となり、33試合・2得点の結果を残すも、チームはJ2降格の憂き目に遭った。

 小泉は新潟のクラブ公式サイトを通じて、「高校卒業後、アルビレックス新潟で4年間プレーし、サッカー選手としてはもちろん、サッカー選手以外でもたくさん学ぶことができました。この4年間で多くの出場機会を与えていただきました。ですが、今年はなかなか思うようなプレーができず、チームとしても個人としても不甲斐ない結果になってしまったことに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 ただ、その中で僕自身、次のステップに挑戦したいという気持ちが強く芽生え、この決断に至りました。新潟で過ごした4年間の中で学ばせていただいたことを、次につなげがんばっていきます! ありがとうございました」と感謝の想いと新天地への決意を述べた。

 また、柏は同日、MF澤昌克がペルーのデポルティボ・ムニシパルから完全移籍で加入することを発表。澤は4年ぶりの柏復帰となる。

 湘南は29日、広島を退団していたミハエル・ミキッチが完全移籍で加入することを発表した。広島で9シーズンに渡りプレーしたミキッチは、これまでJ1通算221試合・8得点の成績を残し、J1屈指の右サイドアタッカーとして君臨してきた。昨季は14試合の出場にとどまったが、新天地で再び輝きを取り戻せるか。ミキッチは「まずはJ1残留を目指して、曺監督のもとで鍛え上げられた若いチームに、自分の経験を伝えることができればと思っています」などとコメントを発表している。

 さらに湘南は同日、セルビアのパルチザン・ベオグラードからアレン・ステバノヴィッチを完全移籍で獲得したことを発表。現在26歳のステバノヴィッチは、かつてイタリア・セリエAのインテルにも所属した経験を持つ。その後もセリエAクラブを中心にキャリアを積み上げ、2012年にはセルビア代表にも選出されている。
 
 ステバノヴィッチはクラブ公式サイトを通じて、「湘南ベルマーレから話をいただいて以降、移籍を決断をするのに時間はかかりませんでした。私の持っている全てを出し尽くして、チームに貢献していきたいと思います。ファン、サポーターの皆さん、一緒に戦いましょう!」と意気込みを示した。

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