【Jリーグ最新移籍動向】2人の元日本代表が”悩んだ末の”完全移籍! ともにJ1復帰クラブへ

2017年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

梅崎は湘南へ「大きな決意と覚悟を持って移籍を決断」。

梅崎は湘南へ、長谷川は名古屋へ。ふたりの元日本代表が新天地を求めた。写真:サッカーダイジェスト

 12月27日、元日本代表MFの梅崎司が浦和レッズから来季J1に復帰する湘南ベルマーレへ完全移籍することが決まった。浦和と湘南の双方から移籍が発表された。


 浦和で10シーズンに渡って在籍した梅崎は、J1通算247試合・30得点を記録。うち浦和では200試合に出場し、25得点をマークした。梅崎は浦和のクラブ公式サイトを通じて、「浦和レッズを愛するみなさま、長年僕を応援してくれたみなさま、来季違う色のユニフォームを来てプレーすることになりました。浦和で10年選手となることができ、このまま大好きな浦和でずっとプレーしたい気持ちと環境を変えて勝負したい気持ちが混在していました。ありがたいことにレッズから最大限に評価してもらい延長オファーもいただきましたが、僕は一選手として、もっと成長したい、ピッチに立って躍動したい、その思いが日に日に強くなり、移籍を決断しました」などと、感謝の言葉と決断の理由について述べている。

 また同日、大宮アルディージャの元日本代表MF、長谷川アーリアジャスールも新シーズンにJ1復帰する名古屋に完全移籍することが決定。大宮と名古屋の双方のクラブから移籍が発表された。

 2017シーズンに大宮に加入した長谷川は、「大宮アルディージャのファン・サポーターの皆さま、発表の通り名古屋グランパスに移籍することになりました。一年という短い期間でしたが、期待に全く応えられず非常に申し訳ない気持ちです。それでも最後まで応援していただいたこと、本当に感謝しています。今回の移籍に関しては、すごく悩みました。降格という責任も感じている中、プロサッカー選手として色々と考えた結果、新たに勝負したい、チャレンジしたいと思い、決断しました。この気持ちを胸に次のチームでしっかりプレーし、より一層頑張っていきたいと思います。一年間、本当にありがとうございました」とコメントを発表。今季の結果を受けて責任を重く受け止める一方で、移籍は悩んだ末の決断であったことを告白している。

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