クルトワ、家族のためにスペイン行きか? あるいは世界最高給のGKとなって残留か!?

2017年12月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

デ・ヘアを超える金額をチェルシーが提示

子どもに会えない辛さが、相思相愛のチェルシーでプレーする喜びを上回るか否か……。クルトワはいかなる判断を下すだろうか。 (C) Getty Images

 本人は、シーズン末までに結論を出したいと話していた。だが、チェルシーはもっと早くに決着をつけたいと望んでいるのかもしれない。

 英紙『テレグラフ』は現地時間12月21日、チェルシーが守護神ティボー・クルトワに、世界最高額のサラリーで新契約をオファーしたと報じた。
 
 クルトワは先日、母国ベルギーのメディアに「僕は死ぬほど、子どもたちのことを愛している。彼らのことが恋しい時は、これから数年はスペインでプレーすべきじゃないのかって考えるよ」と、マドリードに住む子どもたちのために、リーガ・エスパニョーラ復帰も選択肢に入れていると明かした。
 
 しかし、クルトワへの関心が報じられるレアル・マドリーは、1月の移籍市場でアスレティック・ビルバオからケパ・アリサバラガを獲得するといわれている。そのため、チェルシーはクルトワとの契約延長に自信を深めつつあるようだ。
 
 テレグラフ紙によると、クルトワは現在、週給10万ポンド(約1500万円)で2019年までの契約を結んでいるが、チェルシーは4年延長となる23年までの新契約を提示したようだ。サラリーは、ボーナスを含めれば、マンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘアが手にしている週給20万ポンド(約3000万円)を上回るという。
 
 クルトワは前述のベルギーメディアに、子どもたちとのことについては問題があるとしながらも、「チェルシーのためにプレーすることも、ロンドンの街も好きだ」とコメント。現在のクラブは居心地が良いとし、「新契約にサインをしない理由は見当たらない」と、前向きな姿勢を見せている。
 
 テレグラフ紙は、チェルシーが契約延長に向けて楽観的な見方を強めていると報じている。「全ての選択肢を考えたい」と話していたクルトワは、世界最高給の守護神として、今後もチェルシーのゴールマウスを守るのだろうか。
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