井手口陽介のリーズ移籍を現地紙も確実視! 気になる移籍金の額面は…

2017年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

シュツットガルト浅野と同じケースになると予想

A代表デビューから半年、いまやハリルジャパンの押しも押されもしない中軸となった井手口。いよいよ欧州挑戦へ踏み出すか。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 現在開催中のE-1選手権で奮闘中の日本代表MF、井手口陽介。ここ数か月に渡って報じられてきたイングランド2部、リーズ・ユナイテッドへの移籍がいよいよ成立目前かと、国内外の複数メディアが伝えている。そんななか、同クラブと太いパイプを持つ地元紙『Yorkshire Evening Post』もその可能性について言及。ずばり、「リーズ入団は確実」と報じている。
 
 同紙のリーズ担当記者は「先週の金曜日にイデグチ側とクラブが合意した。我々はその事実を確認している。来月、移籍市場が再オープンされれば、エランド・ロード(リーズの本拠地)に向けて出発するだろう」と記し、「ただしすぐさまローンで他クラブに貸し出される。ワークパーミット(労働許可証)がおそらく得られないからだ」と説明している。
 
 とはいえ、リーズ側は半年後の2018年夏には間違いなく労働許可証が取得できると見ており、2018-19シーズンには正式メンバーとして加える算段だという。今年の夏にアーセナルに入団したものの労働許可証が発給されず、ドイツのシュツットガルトに1年間の期限付き移籍した浅野拓磨の例と照らし合わせながら、井手口も同じケースになると予想した。
 
 そして移籍金の額面についても踏み込んだ。
 
「リーズとオオサカ(ガンバ)との間では、およそ50万ポンド(約7350万円)のディールになると信じられている。これはボーナスを含めての額だ」
 
 そんなに安価なの? と、思わずツッコミを入れたくなる額だが、こちらはあくまで同紙の見立てである。なお記事では井手口のプレー動画も展開、持ち前のボール奪取力やダイナミックな仕掛けなどが盛り込まれ、英国流のボックス・トゥ・ボックス型のMFであることが紹介されている。
 
 はたしてこれからの数週間でどんな動きを見せるのか。興味は尽きない。
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