【Jリーグ最新移籍動向】リオ五輪代表MFの原川力が王者川崎から鳥栖へ完全移籍!

2017年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

期限付き移籍先の鳥栖で今季33試合・7得点と躍動!

期限付き移籍で鳥栖に在籍していた原川が、川崎から完全移籍することに決まった。(C) SOCCER DIGEST

 2017年J1王者の川崎フロンターレは12月9日、今季から期限付き移籍で鳥栖に在籍していたMF原川力の鳥栖への完全移籍が決まったと発表した。

 原川は2016年に京都から川崎へ完全移籍。その年、リオ五輪代表メンバーに選ばれるなど、世代を代表する選手として期待されたが、チームでは4試合・0得点と厚い選手層に阻まれ、結果を残せなかった。今季からは期限付き移籍で鳥栖に加入。開幕から主力として躍動し、33試合・7得点・3アシストをマーク。攻撃の中核として存在感を示した。

 原川は川崎のクラブ公式サイトを通じて「この度、サガン鳥栖に完全移籍することになりました。1年間という短い間でしたが、色々と学ぶことができました。苦しい時間のほうが多かったですが、優しい声をかけてくれた先輩方に本当に感謝しています。それと遅れましたが、優勝おめでとうございます!これから負けないように頑張ります。今まで本当にありがとうございました」とコメントを残している。

 また同日、サガン鳥栖からも完全移籍の発表がなされ、「サガン鳥栖をタイトルに導けるように努力し続けたいと思います」などと、コメントしている。

 一方、清水エスパルスは、GK櫛引正敏との契約満了を発表。昨季は期限付き移籍で岡山でプレーしていた櫛引だが、すでに岡山は移籍期間満了を発表していた。清水でプレーした5シーズンで59試合に出場した櫛引は、「高卒でエスパルスに加入し、スタジアムで初めてサンバのリズムの応援を聴いたとき、鳥肌が立ったのを覚えています。 今年で退団となりますが、このチームで経験したことを、これからの自分のサッカー人生にいかしていきたいと思います」とファン・サポーターに感謝の言葉を述べている。

次ページJ1最新移籍動向(12月9日)

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事