名手ロナウジーニョが現役引退を決断!「次はミュージックの世界と、それから…」

2017年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

過去2年間は無所属の状態。バルサのアンバサダーは継続へ

今年6月にバルサのレジェンドマッチに招待され、このお馴染みのポーズ。天才ロナウジーニョが来年中の現役引退を公表した。(C)Getty Images

 かつてブラジル代表のナンバー10を背負い、バルセロナやパリ・サンジェルマン、ACミランで名声を築いたロナウジーニョが、ついに現役引退の決意を固めた。米スポーツ専門チャンネル『ESPN』がその声を報じている。
 
 現在37歳の"クラッキ"はフルミネンセでプレーしたのを最後に、過去2年は無所属の状態が続いている。フットボールへの関心が薄れているのを実感しており、1998年にグレミオでスタートしたキャリアに終止符を打とうと考えている。
 
「そろそろ良い頃合いだと思うよ。来年(2018年)、正式にフットボールに別れを告げようと思う。これまでプレーしてきたチームで引退試合をしたいな。いろいろプランを考えているから、近いうちに発表させてもらうよ」
 
 気になる引退後のセカンドキャリアについても、そのビジョンを明かしている。
 
「一度フットボールの世界から身を引いたら、第一線に戻ることはないだろうな。次はミュージック界でのプロジェクトに専念したいし、同時に、僕が主宰しているフットボールスクールのほうにも力を入れたい。生活がガラっと変わるだろうから、うまく適応しないとね」
 
 どうやらコーチングキャリアには関心がないようで、ファンとしてはやや寂しいが、今後もエンターテナーとしてさまざまな創造と閃きを提供してくれそうだ。
 
 ロナウジーニョは2002年日韓ワールドカップでブラジルの優勝に貢献。バルセロナ時代にリーガ・エスパニョーラやチャンピオンズ・リーグでタイトルを奪取し、2005年にはバロンドールにも選ばれた。今年の春からはバルセロナのアンバサダーを務めており、そちらの活動は今度も続けていくようだ。
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